背中ニキビと真菌

背中ニキビと真菌について

カビというと食べ物につくものを想像する方が多いかもしれませんが、人間の細胞につく真菌も存在しており、水虫やカンジタはこの真菌が大きな原因であると考えられております。

 

実は、背中ニキビもこの真菌が原因で引き起こされることがあり、具体的な名称はマラセチア毛包炎と呼び、体毛に付着して増殖しているのです。

 

背中ニキビの原因となるアクネ菌が、分泌された皮脂をエサにして繁殖するのと酷似しており、真菌もアクネ菌も私たちの皮膚に棲み付いている常在菌であると説明できます。

 

そのため、これらの細菌を完全に駆除することはできないものの、「アンバランスな食生活」「寝具の不衛生」「寝不足や過労」といった原因で繁殖し、背中ニキビといった肌トラブルが生じるので十分に注意しなければなりません。

 

真菌の一種であるマラセチア菌は、他のページでも詳しく説明致しましたが、湿度を好むという特徴があり、多湿の日本で乾燥肌という方はより繁殖しやすいので、皮膚を清潔に保つというケアが大事です。

 

一般的な背中ニキビであれば、このサイトで詳しくご説明しているジュエルレインで症状の緩和ができるものの、真菌のマラセチア菌が原因で引き起こされるマラセチア毛包炎は、微妙に治療方法が異なります。

 

マラセチア毛包炎は、的確な診断とともに、それに見合った治療を行っていかなければならないので、皮膚のブツブツがジュエルレインで改善されない場合は、一度皮膚科を受診してみてください。

 

 

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さて、お風呂から上がって髪の毛をそのまま自然乾燥しているという方は多くいらっしゃいますが、濡れ髪を放置しているとマラセチア菌といった真菌が増殖しやすくなります。

 

そのため、お風呂上りはタオルやドライヤーを使用して、肌や髪の毛の水分をきちんと拭き取らなければならないのです。

 

お風呂場や台所といった水場を清潔に保っていれば真菌による汚れが出ないのと同じように、肌も真菌やアクネ菌が繁殖しないように綺麗な状態で保たなければなりません。

 

また、マラセチア菌は人間だけではなく、動物の体毛にも棲み付いており、ペットを飼っている方は触れた後に自分の身体を洗わなければ、真菌が繁殖する大きな原因となります。

 

背中ニキビの症状が悪化するというだけではなく、皮膚炎や外耳炎といった大きな病気が引き起こされる原因となるので、真菌が繁殖しないような環境を維持できるように心掛けてください。


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