背中ニキビと馬油について
馬油が背中ニキビのケアに適しており、実際に馬油を使ったスキンケアで肌トラブルを改善できたという方は多くいらっしゃいます。
馬油とはその名の通り、尾のつけねや馬のたてがみから抽出された油分のことを指し、火傷や切り傷、水虫といった治療に使われてきました。
馬油には酸化脂肪酸を不飽和脂肪酸に変化させるリノール酸と呼ばれる成分が配合されており、この成分のお陰で雑菌を除去する効果が期待できるため、背中ニキビに効き目があると言われているのです。
それに、馬油は人間の皮脂に近い油脂であり、主成分であるセラミドによって肌に潤いを与え、保湿してくれるという特徴もあるため、背中ニキビの対策として多くの方が用いているのかもしれません。
人間の皮脂と酷似しているので、拒否反応を示しにくく、乾燥肌でも敏感肌でも色々な肌質の方が使用できるというメリットもあります。
若いからといって肌を酷使しすぎたり、無茶な化粧やスキンケアを長期的に行ってきたという方は多くいらっしゃいますが、肌がダメージを受けて背中ニキビができやすくなっている可能性が高いので、積極的に馬油を使うべきです。
強い殺菌作用があるのでアクネ菌の繁殖を防ぐことができ、皮膚に塗ればそこから細菌が侵入できなくなるので、症状の悪化を防げることは間違いないのですが、背中ニキビ専用のグッズではないので、大きな変化が表れないことがあります。
実際に使ってみなければ分からないものの、既に引き起こされた背中ニキビに変化がないのであれば、専用のスキンケア用品であるジュエルレインを使い、症状を緩和させられるように努力してみてください。
さて、アクネ菌が最も大きな背中ニキビの原因だと考えられているものの、免疫力の下がった皮膚がターンオーバーできないことも原因の一つなので、馬油の使用が非常に優れております。
馬油には肌を保湿して潤いを保つだけではなく、新陳代謝を活発にするという作用も期待できるので、古くなった角質が肌に残り続け、毛穴の中に詰まるというトラブルを防げるのです。
また、浸透力が高いというところも馬油が持ち合わせている大きな効能の一つで、肌の奥まできちんと成分が行き渡るというところが優れているでしょう。
とは言え、どんなに優れた成分であっても肌との相性は存在し、背中ニキビが悪化していくばかりでしたら馬油が身体に合っていないと説明できるので、無理に使い続けないように注意してください。