背中ニキビの種類について
背中ニキビにはどのような種類があるのか、疑問を抱いているという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
基本的に、顔にできるメカニズムと大きく異なるというわけではなく、背中ニキビも症状の軽いものから重いものまで、幾つかの種類に分けることができます。
額から鼻先に掛けてのTゾーンと呼ばれる部分は皮脂が分泌されやすいため、ニキビができやすい特徴があり、背中にも同じようにVゾーンと呼ばれる部分があって、ここに背中ニキビが生じやすいと言われているのです。
最初の段階は白ニキビと呼ばれる種類に分類され、背中ニキビができた部分が白っぽく見えることからこのように名付けられました。
過剰に分泌された皮脂や、背中に溜まった汚れが原因で毛穴の中に詰まり、白く膨らんで触ると硬い芯のようなものが中にできています。
背中であれば特に問題はないかもしれませんが、顔にできた白ニキビが気になるからといって手で触っていると、そこから雑菌が入り込み化膿する恐れがあるので、無闇に触ってはいけないのです。
とは言え、白ニキビは症状が進行する前のニキビであり、ここでの対処を間違えずに丁寧なケアを行っていれば、治しにくいと言われている背中ニキビでも怖くはないでしょう。
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さて、上記でご説明した白ニキビを放置していると、毛穴の中に溜まった皮脂や汚れが酸化し、黒ニキビと呼ばれる種類へ発展していきます。
背中ニキビが黒ニキビへと進行すると、毛穴が開きやすくなる特徴があり、本来であれば正常に剥がれ落ちるはずの角質がその中に詰まり、一気に症状が進行するというわけです。
白ニキビであればそこまで目立つことはなく、痛みも基本的にないので放置する方がいらっしゃいますが、黒ニキビは背中でも目立ちやすいので、早めに適切な対処を行わなければなりません。
そして、黒ニキビができている場所にアクネ菌が増殖し、毛穴の奥にまで入り込んでくると炎症が始まって、赤ニキビと呼ばれる種類の背中ニキビに発展していきます。
赤ニキビとなるとかゆみや痛みを伴うことが多く、患部が化膿することもあって自宅ケアでは改善が難しいかもしれないので、一度専門医に診てもらった方が良いでしょう。