背中ニキビとクエン酸について
疲労回復や体質改善のために、果物の中に含まれているクエン酸を飲むのが良いと言われており、実践している方はいらっしゃるかもしれませんが、このクエン酸はピーリングにも使われているのです。
他のページでも説明致しましたが、ピーリングは古い角質を剥がして再生を促してくれるため、背中ニキビの治療にも取り入れられており、その薬剤としてクエン酸が使用されております。
クエン酸を肌に塗ることで古くなった角質を溶かせるので、結果的に背中ニキビやシミが薄くなるということはお分かり頂けるでしょう。
このクエン酸ピーリングはドラッグストアで販売されているグッズを購入すれば簡単にできるというメリットがあり、実際にテレビでも紹介されたことがありました。
まずは、50ccの水に対して5gのクエン酸を溶かしてピーリング剤を作り、それをスプレータイプの容器に入れます。
この際に、肌が弱いという方は薬剤の刺激によって、他の肌トラブルが引き起こされる可能性があるので、量を減らして調節するべきです。
そして、背中を普段から使用しているボディソープや石鹸を使って綺麗に洗い、手の届く部分であれば直接塗布し、届きにくい部分であればスプレーを拭き掛けて背中ニキビが気になる部分にクエン酸を付けていきます。
使用する量によって効き目は大きく異なり、多少は多めに塗ったとしても、クエン酸が食べ物の中に入っているくらい安全なものなので、特に大きな副作用が引き起こされるということはありません。
最後に、クエン酸を肌に塗って5分間ほど様子を見たら、シャワーで丁寧に濯げば自宅でできるピーリングは完了です。
クエン酸の濃度を薄めれば敏感肌の方でも利用できるものの、ピーリングは自分が思っている以上に肌に大きな負担が掛かる可能性があるので、初めての方は腕の柔らかい部分に塗ってパッチテストを行った方が良いでしょう。
その後、肌が異常を引き起こさなければクエン酸を使えるということになるので、実際に背中ニキビができている患部に塗って治療を行っていきます。
背中であれば特に問題はないものの、顔に付けるという場合、目の近くの皮膚は刺激を受けやすいという特徴があるため、できる限り避けた方が良いです。
また、ピーリングはやり方を一歩間違えれば副作用どころではなく、ニキビが腫れ上がってしまったという方もいらっしゃるので、正しい方法をきちんと理解してから始めるようにしてください。