背中ニキビがかゆい時は？

顔にできるニキビを含め、基本的にニキビにはかゆみがありませんが、背中ニキビの場合はかゆいという症状が引き起こされる場合があります。

背中ニキビがかゆいと感じる一番の原因は肌の乾燥で、このような状態を長期的に維持していると角質層のバリア機能が低下してかゆみが増すという仕組みです。

それに、衣服の多くは化学繊維でできており、その繊維部分と背中ニキビが触れ合う刺激によって、更にかゆいという症状が表れているのかもしれません。

実際に、背中がピリピリとしたりチクチクとしたりして、耐えられないという状態に陥った方はいらっしゃるはずです。

それに、背中ニキビは時間が経過するにつれてだんだんと大きくなったり、炎症を引き起こして赤く膨らんだりと形状が変化する特徴があるので、それもかゆみが増す大きな原因だと説明できます。

どのような原因で引き起こされているとしても、背中ニキビがかゆいからといって爪で掻き毟っていると非常に危険です。

私たちは手で色々なところを触っており、清潔に保っているつもりでも爪の中にはたくさんの雑菌が付着しているので、背中を引っ掻いた際にできた傷跡から細菌が侵入し、炎症が引き起こされる可能性があります。

かゆみを我慢するのは難しいですし、本能に任せて掻いた後は気持ちが良いのですが、確実に背中ニキビは悪化するので、なるべく刺激を与えないようにジュエルレインを使っていきましょう。

ジュエルレインを背中ニキビができている患部に塗る際も、爪で傷つけないように注意してください。

さて、どうしても背中ニキビがかゆいという時は、冷水で絞ったタオルで押し当てて我慢するべきです。

温めればかゆみがおさまると考えている方はいらっしゃいますが、これは逆効果で、お風呂上りで身体が温まり、更に皮膚が乾燥している状態にかゆみが増すので、冷たいタオルをポンポンと背中に当てるのが良いでしょう。

また、普段からバスタイムで使用しているボディソープや石鹸の成分が原因で、かゆみが引き起こされている場合も十分にあり得ます。

市販で販売されている製品は洗浄力が強いというメリットがあるものの、必要以上に皮脂を洗い流してしまうので、肌が乾燥してかゆくなるわけです。

しかし、使用している化粧品の種類を変えたとしてもかゆみが治まらないことはあり、どうしても気になるのであれば、皮膚科を受診して今後の対応策について伺ってみてください。